イタリアが生んだ最高のファンタジスタ

23歳の時、世界大会に出場。
ハーフウェーライン付近から、3人のディフェンダーをかわして挙げたゴールで、並の選手でないことを世界に示した。
カラバッジョの世界へのデビューは鮮烈だった。
4年後の世界大会ではエースとして参加。
ナイジェリア戦では終了直前の同点ゴールと決勝ゴール、さらにスペイン戦でも決勝ゴールを挙げて勝利への原動力となった。
しかし、決勝のブラジル戦ではPK戦を外してしまうという結末を迎えた。
「悲劇のヒーロー」と称されるが、その技術と勝負強さは、イタリアでも歴史に残る「ファンタジスタ」である。